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t.A.T.u.

t.A.T.u.はあれからどうなったのか

 今から5年前の2003年、日本で話題となっていたロシアのアーティストがいました。その名はt.A.T.u.。日本で一般的に知られた話題は、レズの少女デュオ、ミュージックステーションのドタキャン、東京ドームでコンサートを開催したけど、人の入りは半分以下だった、大統領選出馬表明などがあるでしょう。しかし、今思い返してこれらはどうしてそうなったか、そしていろいろ叫ばれたスキャンダラスなことは何処まで本当だったか、今日はそれについて書いてみようと思います。

t.A.T.u.の騒動はほとんどが演出

 まず、t.A.T.u.はあの少女デュオを指すのではなく、本来はバンドやプロデューサーなど、プロジェクト全体を指すのだそうです。そしてあのボーカルの少女はリェーナ(エレーナ・セルゲーエヴナ・カーチナ)とユーリャ(ユーリヤ・オレーゴヴナ・ヴォルコヴァ)。ただ、これも後の報道で見たことのある人はいると思いますが、レズのデュオというのも演出で、二人とも恋人がいましたし、現在、ユーリャには子供がいます。
 このことなど、t.A.T.u.について報じられたものの多くではかなりの部分で「演出」が含まれています。そしてそれを演出していたのは、当時のプロデューサーのイワン・ニコラエヴィッチ・シャポヴァロフの発案だと言われています。よく起きていたドタキャンなどもそれに含まれます。つまり、ミュージックステーションのあれもヴォーカル2人の意思ではなく、演出だったということ。
 しかし、この演出は一時的な注目は集めても、その後テレビ局などの各種関係者だけではなく、視聴者やファンにとっても反感を買うことになり、結果として東京ドームコンサートは半数以下しか入らず、チケットはヤフオクでたたき売られたようです。まあヤフオク出品のほうは、転売屋がほとんどだと思うので別にいいのですが。

t.A.T.u.路線変更

 その後も、シャポヴァロフ路線は続きますが、もう騒動で注目を引く路線は破綻し、それを望んでいないメンバー感の信頼関係も破綻してしました。結果としてシャポヴァロフは解雇、t.A.T.u.は生まれかわることになります。
 その後、ユーリャの出産などを経て活動を再開しますが、すでに話題はなくなりましたために、目立つことはありませんでした。ただ、それで正当派音楽プロジェクトに戻れ、本人達がその路線を気に入っているのだったら、それが一番よいのではないかと。遅かれ早かれ、ああいう演出路線は破綻する運命だったでしょうし

 ■参考:t.A.T.u. – Wikipedia

t.A.T.u.のアニメ

 さて、このt.A.T.u.全盛期に、誰が何を思ったかt.A.T.u.のアニメ制作の発表がなされました。しかにコミケでブースも開設していたような記憶が。おそらくPuffyのアニメがけっこう当たったので、それにあやかったのでしょうが、アニメヘビーユーザーからははなから相手にされず(ネタとして以外)、かといって一般層にも「今更t.A.T.u.かよ」的な雰囲気がありました。結局、制作は頓挫したようです

 ■t.A.T.u.、アニメ化決定! – CDJournal.com ニュース
 ■ぬるヲタが斬る t.A.T.uアニメの顛末

そして現在のt.A.T.u.は……

 で、最近のt.A.T.u.ですが、先日まにあっくすZさんに写真が載っていました。

 ■まにあっくすZ あの「t.A.T.u.」がもはや原型を留めていないと話題

 まあさすがに十代の頃とは見た目は変わっていますが、本人達が音楽的に望むものをやれているのだったら、それでいいのではないでしょうか。少なくともあんな三文演出で盛り上げられるよりは。

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