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	<title>Timesteps &#187; テキストサイト</title>
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	<description>インターネットの歴史と過去のニュースのそれからについて語るブログ。毎週日曜、水曜更新。</description>
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		<title>テキストサイト「終る世界」が遺したもの</title>
		<link>http://www.webhistory.jpn.org/archives/57</link>
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		<pubDate>Tue, 09 Dec 2008 15:34:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nakakzs</dc:creator>
				<category><![CDATA[インターネットの歴史]]></category>
		<category><![CDATA[テキストサイト]]></category>
		<category><![CDATA[終る世界]]></category>

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		<description><![CDATA[				　前回はバーチャルネットアイドルというテキストサイトの「光」的側面について書きましたが（バーチャルネットアイドル（VNI）界はあれからどうなったのか ）、今回は逆に「陰」的なものについて書こうと思います。
			 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>　前回はバーチャルネットアイドルというテキストサイトの「光」的側面について書きましたが（<a href="http://www.webhistory.jpn.org/archives/58" target="_blank">バーチャルネットアイドル（VNI）界はあれからどうなったのか </a>）、今回は逆に「陰」的なものについて書こうと思います。</p>
				<h2>「終る世界」と「自殺日記」</h2>
				<p>　1990年代後半から、日本でもインターネットはだんだんと普及し始めます。そして当時より「テキストサイト」が流行しはじめていました。主なところでは「ろじっくぱらだいす」「侍魂」、そして前回触れた「ちゆ12歳」といったものでしょうか。その中で、当時話題になり、今でも記憶に強烈に残っているサイトがあります。その名前は「終る世界」。</p>
				<p>　何故、このテキストサイトが有名になったか。それは1999年10月28日、「自殺日記」と称するものが始まり、以下の文章が掲載されたことによります。</p>
				<blockquote><p>僕は今日から100日後に死のうと思います。<br />
				死ぬ方法はまだ考えていませんが、何らかの方法で自殺するつもりです。<br />
				僕はもうダメです。<br />
				あと100日。
				</p></blockquote>
				<h2>「あと○○日」</h2>
				<p>　この衝撃的な日記は文字通りその日から毎日のように更新され、文末には1日が経つ毎に「あと○○日」とカウントダウンをしてゆきます。<br />
				　ただ、この一見釣りとも思えるようなサイトには、多くの人が引きつけられました。それはここの管理人であるzedoc氏の文章が、見たものに強いインパクトを与えるものだったからです。理性的でどこか客観的にも見える文章、それが淡々と想いや行動を書いてゆくのが、「自殺日記」という環境も相まって独自の世界を築いていたからでしょうか。<br />
				　<br />
				　今はもうそのサイトはありませんが、有志がミラーを残しているので、一度読んでみてください。</p>
				<p>　■<a href="http://fish.kakiko.com/dark/end/" target="_blank">終る世界</a><br />
				　■参考：<a href="http://dotou.s8.xrea.com/archive/oskk/index.html" target="_blank">『終る世界』とは何だったのか？</a></p>
				<h2>「約束の日」</h2>
				<p>　そして「その日」が近づくにつれ、このサイトのことは、マスコミでも報じられました（参考：『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』P226）。</p>
				<p>　しかし、それで日記が止むことはなく、「約束の日」（2000/2/5）になり、最後に以下の文章が書き込まれました。</p>
				<blockquote><p>時間がきました。これからチェックアウトします。今着ているスキーウェアのズボンがちょっと長めですが、長靴を履けばちょうどよくなると思います。現時点では、生きるか死ぬか、本当にまだ決めていません。僕はあの場所で決断します。僕の人生で初めての決断です。<br />
				それでは、行ってきます。
				</p></blockquote>
				<p>　その後、更新が行われることはなく、zedoc氏の消息は現在も不明です。余談ですが、その約一週間後、「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」が施行され、ネット上から多くのアングラサイトが消滅、もしくは地下に潜りました。</p>
				<h2>「自殺日記」は本物だったのか</h2>
				<p>　さて、気になるのはこれが本物かどうかということでしょう。いかにも釣りっぽいとも言えます。それと、プロバイダが問い合わせを行い、ネタと判明したという噂も聞きます。しかし確たる証拠はなく、本物である可能性を否定するものはありません（実際に当時、「自殺します」と書いて、自殺したことが判明した管理人もいらっしゃいます）。どちらにしても、現在ではその証明は不可能に近いです。<br />
				　ただ、もしかしたらそんなことが本当かどうかというのは、（現実はともかく）ネット上においては対して重要なことではないのかもしれません。この時代に、このよな文章が書かれ、そして強いインパクトを与えたということだけが事実なのですから。</p>
				<p>　ただ、もう同じことを出来るサイトはないでしょうね。少なくとも「終る世界」レベルのものは。それはあまりにもインターネットが一般化してしまったため。私が今日からいきなり、この「自殺日記」みたいなことを始めようものなら、いきなりどっかの公的機関からお問い合わせが来そうな感じです。<br />
				　この時代、当時のネットの状況だから出来たものなのでしょう。</p>
				<p>　それが出来ないネットを健全化したと見るか、はたまた自由を喪失したと見るかは人によって違うでしょうが。</p>
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	</item>
		<item>
		<title>バーチャルネットアイドル（VNI）界はあれからどうなったのか</title>
		<link>http://www.webhistory.jpn.org/archives/58</link>
		<comments>http://www.webhistory.jpn.org/archives/58#comments</comments>
		<pubDate>Sat, 06 Dec 2008 21:18:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>nakakzs</dc:creator>
				<category><![CDATA[ネット上のそれから]]></category>
		<category><![CDATA[VNI]]></category>
		<category><![CDATA[テキストサイト]]></category>
		<category><![CDATA[バーチャルネットアイドル]]></category>

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		<description><![CDATA[				全てのはじまりは「ちゆ12歳」
				　「バーチャルネットアイドル」というものをご存じでしょうか。もしかしたら「バーチャルネットアイドル・ちゆ１２歳」という単語のほうが有名かもしれません。
				　2001年 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<h2>全てのはじまりは「ちゆ12歳」</h2>
				<p>　「バーチャルネットアイドル」というものをご存じでしょうか。もしかしたら「<a href="http://tiyu.to/title.html" target="_blank">バーチャルネットアイドル・ちゆ１２歳</a>」という単語のほうが有名かもしれません。<br />
				　2001年、ネット上に誕生した「バーチャルネットアイドルちゆ12歳」は、そのタイプ、文章の面白さから一躍テキストサイト界で脚光を浴び、テキストサイト界屈指の存在となり、そのうちReadMe！において1位をとるほどになります。当時、その影響は絶大で、ちゆ12歳に紹介されたために、サーバが落ちるほど（当時は回線細かったので）アクセスが集中する「ちゆショック」まで発生しました。そして有名税としてこんな噂（？）まで出てきましたし。</p>
				<p>　■<a href="http://tiyu.to/mmr01.html#01" target="_blank">MMR緊急報告 忍び寄る悪魔の右傾化扇動工作 人類はネット右翼になる!? &#8211; ちゆ12歳</a></p>
				<p>　さらにちゆ12歳自身が「当サイト製の文章・画像の無断転載・改変その他大歓迎」としたため、同じようにヴァーチャルネットアイドルという形式をとったサイト、及びこのちゆ12歳のサイトフォーマットをそのまま使ったものがたくさん生まれました。</p>
				<h2>VNI界の発生</h2>
				<p>　そのちゆフォーマットで最初に登場したのが「ばーちゃんネットアイドル　ちよ74歳」というもの。つまり半分ネタだったのでしょうが、これが功を奏したのか、様々な形で拡大してゆきます。<br />
				　そのうち「VNI四天王」と  呼ばれるサイト（ちゆ12歳、うろん、おこめ、LLL）を筆頭に数々のサイトが生まれました。<br />
				　バーチャルネットアイドルの歴史については、以下が詳しいです。</p>
				<p>　■<a href="http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-Tone/6585/geocoron/geocoron_03.htm" target="_blank">教科書には載らないＶＮＩの歴史ヽ(´ー｀)人(´ー｀)ノ</a></p>
				<p>　初期は葉鍵ほかギャルゲーのキャラクター（Kanon、AIR、痕等）をVNIにしたものがかなり見受けられますね。ある意味、この時代のネット文化を象徴しているようにも思えます（あと、私はあまり知らないのですが、シスタープリンセス系も多かったみたいです）。</p>
				<p>　■参考：<a href="http://d.hatena.ne.jp/nakakzs/20080910/1221053056" target="_blank">Leaf・Keyのゲームがインターネット上で盛り上がりを見せた奇跡的な時代 &#8211; 空気を読まない中杜カズサ</a></p>
				<p>　これらはテキストサイトブームの流れを受け継いでいるのですが、ここで一気に燃え上がったという感じです。このあと数年間、2月14日はVNIサイトではなくても、背景の色をちゆフォーマットにする「ちゆデー」なんてのもありましたね。4月1日のネタを個人サイトで壮大にやりはじめたのも、この頃からだと思われます。</p>
				<p>　■参考：<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%AB" target="_blank">バーチャルネットアイドル &#8211; Wikipedia</a></p>
				<h2>ちゆ12歳の更新停滞とVNI界の変遷と衰退</h2>
				<p>　しかし、1年半が経過すると、ちゆ12歳の更新はスローになってゆきます。そして葉鍵ゲーの人気も一段落ついたあたりから、このVNI界にも別の波が押し寄せます。それはネットゲームの『ラグナロクオンライン』の存在。多くのサイトがテキストサイトというよりはこのゲームの実況中継的なサイトになってしまいます。そして、そのRO化の流れに、苦言を呈するサイトなんてのも誕生しました。<br />
				　しかしこのあたりの流れは、同人ジャンル（特に男性向け同人誌）の流行り廃りと微妙に連動している感じがありますね。</p>
				<p>　そしてそのラグナロクオンラインも人気のピークを過ぎ、且つちゆ12歳も音沙汰がほとんどなくなってしまったことから、VNI界も縮小してゆき、あるサイトは閉鎖、またあるサイトはフォーマットをチェンジしてゆきました。</p>
				<h2>現在、VNIサイトはどうなったのか</h2>
				<p>　では、現在それらのサイトはどうなったか。以下、主なものをまとめてみました</p>
				<blockquote><p>★現在でも頻繁に更新が行われているVNIサイト（リニューアルしたもの含む）<br />
				　・<a href="http://tbn2.blog50.fc2.com/" target="_blank">TBN -Today&#8217;s Best News-</a><br />
				　　※旧名「本日の厳選モノ　茜17歳」。おそらくこの系統で現在最大手。<br />
				　・<a href="http://www.amaochi.com/yae_top02.html" target="_blank">バーチャルネット思想アイドルやえ十四歳</a><br />
				　・<a href="http://10e.org/" target="_blank">エルエル</a>（元エルエル10歳）<br />
				　・<a href="http://check-it.org/14/" target="_blank">チェきが手を噛むので</a>（元チェき14歳）</p>
				<p>……</p>
				<p>★不定期ながら更新が行われているサイト<br />
				　・<a href="http://okome.org/" target="_blank">米</a><br />
				　・<a href="http://www.yuko2ch.net/" target="_blank">バーチャル２ちゃんねらー裕子（２ちゃんねるのスレ紹介サイト）</a><br />
				　・<a href="http://sayasaya.org/" target="_blank">バーチャルネットプリーストさやさや16歳</a><br />
				　・<a href="http://monami.sblo.jp/" target="_blank">もなみ9歳2.0</a>（旧もなみ９歳・もなQらいと）<br />
				　　※<a href="http://www.ujiarmy.net/"  target="_blank">UJI-ARMY</a>さんのご指摘で修正。<br />
				……</p>
				<p>★半年以上お休みなサイト<br />
				　・<a href="http://tiyu.to/" target="_blank">バーチャルネットアイドル・ちゆ１２歳 </a><br />
				　・<a href="http://www.picnic.to/~zerry/uron.html" target="_blank">うろん</a><br />
				　・<a href="http://777lll.com/lll777/index2.html" target="_blank">777&#8217;s LoopLight&#8217;sLoom</a><br />
				　・<a href="http://homepage1.nifty.com/GANTSU/memo/" target="_blank">メモリ１１歳</a><br />
				　・<a href="http://yukinyan.net/yuki14/top.html" target="_blank">ゆき14歳</a><br />
				　・<a href="http://mijinko03mm.hp.infoseek.co.jp/" target="_blank">バーチャルネット微生物・みじん子0.3mm</a></p>
				<p>……</p>
				<p>★閉鎖<br />
				　・ちよ74歳<br />
				　・メイちゃんブログ<br />
				　・秋子２８歳（平成１４年３月３１日閉鎖）<br />
				　・名雪17歳<br />
				　・荒廃の歌<br />
				　・<a href="http://chiduru.s9.xrea.com/" target="_blank">バーチャル三十路アイドル千鶴30歳</a><br />
				　・<a href="http://park5.wakwak.com/~slou/raguayu/indexold.html" target="_blank">らぐあゆ（バーチャルアコライト見習い&#8221;あゆあゆ16歳&#8221;）</a>
				</p></blockquote>
				<p>　本当は全部やろうと思ったのですが、その数を見て力尽きました（おまけに数回しか更新していないサイトもあるし）。詳細は以下を参照してください（ただし、更新が最近の日付でも、４０４になっている場合もあります）。</p>
				<p>■<a href="http://a.hatena.ne.jp/virtual-netidol/simple" target="_blank">はてなアンテナ &#8211; ＶＮＩアンテナ２</a></p>
				<p>　そういうわけで、ほとんどのサイトは閉鎖もしくは長期休止、続いているとしても、名前を変えているサイトが多いです。あと、この時期ちょうどホームページからブログへの変遷時期だったこともあって、一度クリアしてブログに移行している人もいるでしょうね。</p>
				<h2>VNIはいなくなっても、テキストは在り続ける</h2>
				<p>　このように、VNI界というものは衰退してしまいましたが、これはあくまでテキストを公開する際の方法手段が変わっただけで、中の人がいなくなったということではないでしょう。おそらく、ネットの何処かで旧VNIの中の人だった書き手が、今もテキストを書いているのではないでしょうか。ネットの通過点にあったバーチャルネットアイドルという存在は、確実に一時代を担ったと思われます。<br />
				　そして、七夕のように2月14日、そして4月1日には、かつてのネット上にそんなものがあったということを回想してみるのもよいのではないでしょうか。</p>
				<p>……</p>
				<p>◆最後に余談<br />
				　今回調べてみると、「ちゆ12歳」の活発的に活動していた時期というのは、1年半くらいなのですよね。その短い期間であれだけの影響を残したサイトというのは、希有な存在なのではないでしょうか。</p>
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