- 2008-08-22 (金) 22:17
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前回、『セント・ギガはそれからどうなったのか』のところで「さて、セント・ギガといえばもうひとつ、ある意味有名だけど普及しなかったサービスの話がついてくるのですが、それはまた後日。」と書きました。今日はその話。とはいっても一定の方にはご察しかついていたかもしれませんが。
セント・ギガは衛星放送のデジタル音声チャンネルを2つ(主音声・副音声)持っていましたが、同時にデータを配信する「データ部」も持っていました。そこに利用されたものは何か。それは、スーパーファミコンの接続機器としてある意味有名な『サテラビュー』のデータ配信です。
ほとんど上でまとめてあるので改めて書く必要もないですが、終了した原因は、次世代機(PS、SS)への移行によりスーファミが古くなったこと、そして販売形態が煩わしかったことがあります。ただ、あきらめてはいなかったようで、任天堂もてこ入れか、それともサテラビュー2を作るためか、野村総合研究所、マイクロソフト株式会社と共同で、セント・ギガのデータ放送とインターネットを融合させたWindows機向けの情報サービスを提供する計画を発表したり、京セラとの提携、BSデジタル放送およびテレビ放送への進出によるさらなる事業拡大で乗り切る計画などを提案したりしていたようです。ただ、セント・ギガの前経営陣を中心とした株主らが反対し、結果として任天堂が撤退してしまったことで閉ざされます。その後、新規スポンサーの獲得ができず、データ放送は終了、そしてセント・ギガは事実上倒産してしまったことは皮肉です。
そして任天堂は、64DDの失敗後、現在のDSやWiiにおけるWi-fiでやっと通信の筋道が見えてきたあたり、長い道のりだったと思えます。ただ、もし、このデータ放送が生き残っていたら、Wiiにもそれを受信するための機器につなげるコネクタなんてものがついていた可能性があるかもしれませんね。
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